「最近夜眠ることができない」
「仕事中や会議で全く集中できなくなった」
「感情が抑制できず人よ物にあたることが多くなった」
最近こういった症状に悩んでいる方がいれば、それはストレスが原因かもしれません?
適度なストレスはモチベーションやパフォーマンスの向上につながりますが、過度なストレスが身体にかかると心身の不調をきたすようになってしまします。
昨今ストレス社会といわれ、日々様々なストレスを抱えて生きている方も多いと思います。
ストレスがかかっている自覚さえあれば、そのストレスを解消するために適切な対応を取れますが、気づかないうちにストレスをため込んでしまうこともあります。
そういった場合、心や身体に突如として異変が現れます。
今回は、ストレスが限界になった時に現れる症状をまとめていきますので、ご自身に心当たりのあることがないか探してみてください。
身体が限界のサイン
自律神経に乱れが生じる
ストレスが真っ先に影響するのは自律神経といわれています。
自律神経の不調が起こると胃腸にも影響がでるようになってしまいその結果便秘や下痢といった症状として身体に現れるようになります。
さらにストレスがかかる状態が 続くと血管が収縮して血の巡りが悪くなり状態が悪化してしまします。
自立神経に乱れが生じている場合、脳が身体に送る命令にも乱れが生じるようになり身体の様々な部分で異常が出てくるようにもなります。
睡眠の問題
過度なストレスがかかると睡眠にも影響を及ぼすようになります。
「眠れない」「熟睡感がない」というような状態が続いた場合でも自律神経をみだし身体の不調を加速させるので注意が必要です。
夜に眠ることができずに日中に眠気が来るような場合は、最も注意を払うべきサインといわれています。
逆に寝すぎてしまうという場合も注意が必要です。
眠りすぎて、毎日学校や仕事に遅刻するようになると日常生活を送ることでさえ難しくなります。
睡眠は、健康に生活するために必要な機能というだけではなく、身体の状態を反映するバロメーターとも言えます。市販薬やアルコールの力を借りなければ眠りにつくことができなかったり、毎朝起きるために努力が必要という状態が続くようであれば一度医療機関を受診することがべきです。
食欲の問題
ストレスが食欲に及ぼす影響は深刻でストレスによって食欲が変化するのは危険な兆候だといわれています。
ストレスが深刻化しうつになると食事に喜びを感じずに急激に痩せてしまう人も少なくありません。
ダイエットしているわけでもないのに「食べる気になれない」と感じたり痩せてしまったという場合注意が必要です。
一方でストレスを解消するために過食に走る人もいますがその場合も注意が必要です。
空腹なわけでもないのにやけ食いすると、食べた後に罪悪感を感じ過剰な運動をしたりと身体のバランスを崩す要因となりかねません。
感情の浮き沈みの問題
感情に波があるのは当たり前ですが、ネガティブな感情をコントロールできない状態が続いているなら、それはストレスが限界に達しているサインかもしれません。
他にも今まで楽しいと思っていたことが楽しめなくなっているのであれば注意が必要です。
心が正常な状態であれば少しくらい嫌なことがあったとしても趣味などをすることで気分転換をすることができますが、ストレスが限界値に達していると感情の抑制ができなくなり、些細なことで家族や友人にあたってしまうようになってしまいます。
普段の行動の変化
気分がふさぎ込んで外に出たくなくなる。
他にも、物忘れがひどくなったり、職場での会話や会議などで集中することが難しくなったり、以前よりもぼーっとすることが増えたという場合も、ストレスによって精神面が健康ではない可能性があるといわれている。
ストレスが原因でふさぎ込んでしまう人が出てくる一方、自分の弱っている精神的な問題から目をそらすためか予定を詰め込んだり仕事や、勉強などで自分を追い込んでしまう人もいます。
まとめ
適度なストレスは自分を奮い立たせ活力の源になりますが、
過度なストレスは身体を壊しかねない危険なものです。
少しでも身体がおかしいと感じた場合は、趣味などに没頭しストレスを軽減するなど対処をしておく必要があります。
ストレスの解消に十分な時間が取れない場合は、ウォーキングなど軽い運動をするだけでもストレスの解消につながります。
また、普段から卵や大豆、肉類など特に魚を頻繁に食べているとうつ病のリスクが下がるといわれているのでおすすめです。